商標の基礎知識– category –
そもそも商標・商標法とは何か、あるいは、商標を登録するとはどういうことか、といった初歩の知識から、商標登録の方法、気になる費用の話、出願から登録までのだんどり、商標登録するメリットとデメリット、さらに、商標登録できるものとできないものの違い、海外で商標登録する方法などの中級レベルの話題、そして、商標登録した後の注意点まで、始めての人でも理解できるよう、順序立てて解説しています。
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商標登録するメリットとデメリット
商標登録することによるデメリット
商標登録するメリットだけをあげつらうのはフェアではありません。 デメリットについても触れなければならいでしょう。 そこで、商標登録することによるデメリットを考えてみました。 【登録費用がかかる】 まず、考えられるのは、商標登録のために決して... -
商標登録するメリットとデメリット
商標登録することで得られる3つのメリット
一般的に言われていることでは、商標登録することによって、次の3つのメリットがあると言われています。 商標を独占排他的に使用できる 第三者による商標の使用の差し止めや損害賠償請求ができる 商標権を活用して収益を上げることができる それぞれ見て... -
商標登録するメリットとデメリット
商標登録の4つの働き
商標登録をするメリットは、どんなところにあるのでしょうか。 一般的に言われている商標の働きは、大きく分けて次の4つがあります。 出所表示機能 識別機能 品質保証機能 宣伝機能 それぞれ見ていきましょう。 【1.出所表示機能】 出所表示機能とは、そ... -
出願から登録まで
商標の出願が却下されるケース
特許庁による商標審査の結果、登録が認められないことを拒絶査定と言いますが、拒絶査定以外にもう一つ、商標登録にいたらないケースがあります。 出願の却下です。 出願した商標に類似した商標がすでに登録されているか、商標として登録するのにふさわし... -
出願から登録まで
商標登録原簿と商標登録証の意味と効力
商標登録の手続きの最後は特許庁内で商標登録原簿を作成することです。 最後の手続きを終えると出願人のもとに商標登録証が送られ、これによりめでたくすべての作業が完了し、商標登録が成就するわけです。 ところで、商標登録原簿と商標登録証にはそれぞ... -
出願から登録まで
商標登録にかかわる審理を早める早期審理とは
商標の登録を特許庁に申請してから実際に登録が完了するまでの審査を早める方法として早期審査制度があります。 通常であれば半年以上かかる審査の過程を最短1カ月に短縮できる制度です。 詳しくは商標登録における審査を早める方法である早期審査とはで解... -
出願から登録まで
商標登録における審査を早める方法である早期審査とは
商標の登録を特許庁に申請してから実際に登録が完了するまでの期間は徐々にスピードアップしていますが、それでも平均して7、8ヶ月かかるのが現状です。 めまぐるしいスピードで変わる現在のビジネスシーンではいかにも時間がかかり過ぎるということもある... -
出願から登録まで
商標を登録するまでにかかる期間
商標登録願を特許庁に提出してから実際に商標が登録されるまでどれぐらいの期間がかかるのでしょうか。 商標調査などの前段階から考えるとおおよそ次の4段階に分類できます。 事前準備 審査期間 審判期間 登録手続き期間 【1.事前準備】 事前準備は、商... -
出願から登録まで
商標登録が認められなかったときの対処法
特許庁に商標登録を申請し、審査の結果、最終的に商標登録を認められないという判断を特許庁が下すことを拒絶査定と言います。 いったん商標登録をあきらめ、新たな商標での登録を目指すのもの一つの道です。 それでもどうしてもあきらめ切れない場合、ま... -
出願から登録まで
商標登録の審査過程で送られてくる拒絶理由通知とは何か
商標出願したすべての商標が登録できるわけではありません。 特許庁の審査によって商標として登録できないと判断されることもあります。 そのとき商標を出願した人に送られてくるのが拒絶理由通知です。 果たして拒絶理由通知とは何か、もし届いたらどのよ...